新学期が始まりました。
視力検査でA判定でなかった場合、お子さんが用紙を持って帰られます。
ご両親からの質問で、最も多いのが、こちら。
「本人は不自由ないと言ってメガネをかけたがりません」
裸眼視力が徐々に下がる「近視」は、お子様本人には自覚がありません。
黒板がかなり見えにくくなってやっと気づくような時は、
近視がかなり進んだ時でしょう。(0.3~0.4くらい)
自宅で視力のよい家族の人と、カレンダーなどを読み比べてくるのも
効果的です。
眼科医の指導の下、適切な時期に装用を開始しましょう。
「見える」様になることで得られるものは、想像以上に多いのです。
黒板を見るときの、目を細めた「しかめっ面」がなくなるでしょう。
自転車に乗る時も、安全な運転が可能になるでしょう。
遠くのお友達にも気付きやすくなり、服装や背格好で判断する必要がなくなります。
今は、おしゃれで、軽く、壊れにくいメガネフレームが増えていますし、
小学校高学年になるとクラスの1/3がメガネをかけている時代です。
ご両親が幼かった頃より、お子さんたちのメガネへのハードルは低くなっているのです。
まずはご両親から、メガネって悪くないね、いいもんだね、と思っていただき、プラスのイメージをお子さんに波及させてもらえたら、メガネへの移行はとてもスムーズになります。
「見える」って、いいものですよ。